2024年8月に片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場に行ってきました。キャンプサイトからの景観や静かな雰囲気がとても良かったのですが、ひたすらに暑すぎてゆっくり過ごせなかったことが心残りで、また片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場に行ってきました。

当初は11月2日、3日を予定していましたが、11月2日に温帯低気圧になった季節外れの台風21号の影響により、周防大島町で警報級の大雨が降る予報だったため、予約を12月に変更することにしました。

荷物がパンパンになる季節

本来は、秋の穏やかな気温の中でのんびりとしたキャンプを予定していたので、荷物量はある程度抑えられるはずでした。しかし、12月に入ってからのキャンプとなり、例年より暖かいとは言ってもやっぱり12月。上着、毛布、電気ヒーターと荷物パンパンのキャンプになるため、油断すると全ての荷物が車に積み込めません。

どうしても、荷物が積めないときは後部座席の足元や隙間に押し込んでなんとか積み込みますが、我が家から周防大島町までは100km以上あり、車内空間は可能な限り快適にしたいと考えていました。

また、子供たちの成長とともに身体が大きくなり、子供が小さかった頃のように「ちょっとこの荷物を足元に置いておいてね」も難しくなり、色々と挑戦が多い積み込みとなりました。

結果から言うと、必要な荷物は無事に積み込めました。電気毛布を利用することで持って行く毛布の枚数を減らす、毛布類は衣類用圧縮袋に入れるなど、様々な対策が功を奏したようです。よかったよかった。

リアル宝探しもついでにやって行く

毎年、「うちら!ななゆめ調査団!」という山口県内を舞台にしたリアル宝探しに参加しているのですが、今年は、過去の「ななゆめ調査団」の探索中にパネルは見かけていたけど参加をしていなかった「やまぐちのナゾさんぽ」にも挑戦することにしました。

山口県周防大島町までの道中に周南市、田布施町、柳井市に立ち寄りました。

時間の関係で施設内は観覧できなかったものの田布施町では「伊藤公記念公園・伊藤公資料館」、柳井市では「白壁町並み通り」「茶臼山古墳」、そして、キャンプからの帰りに周防大島町では「周防大島町地家室園地拠点施設・環境省地家室園地休憩所」を訪れました。

柳井市の白壁町並み通りを訪れた際に、たまたまポケモンgoで「トサキント」を捕まえたのですが、金魚ちょうちんが有名な場所で捕まえたトサキントに運命を感じて博士に送れずにいます。

板についてきた感じの設営準備

各地でちょっとした観光、パネルの探索や撮影をしながら周防大島町に向かったため、9時過ぎに自宅を出発したはずなのに、キャンプ場に着いた時には16時を過ぎていました。

12月に入ると山口県の日没時間は17時頃になるため、大急ぎでテントの設営、焚き火や晩御飯の準備をすることになりましたが、キャンプを始めて4年目になると、1時間程度で準備をすることができ「ちょっと板についてきたな」と感じました。

夕食は手間を掛けない

我が家のキャンプは基本的に「荷物を減らす」「手を抜く」を心がけています。そんな事もあって、最近ではレトルトカレー、インスタント麺などの利用も多いのですが、簡単な調理で美味しく食べられる上に、ゴミや洗い物も最小限に抑えられるため便利です。

今回のキャンプの夕食は「うまかっちゃん」でした。焚き火の上にトライポッドを設置して、ヤカンでお湯を沸かし続けていたので、さらに短時間で夕食の準備ができたように感じます。

夕食後のデザートと寝る準備

夕食後は焚き火でマシュマロを炙り、子供たちと「良い感じに色が付いた!」「真っ黒焦げになった!」とワイワイと楽しく過ごしました。ワイワイと過ごしたあとは「食器を洗う」「ゴミを捨てる」「焚き火の灰を火消し壺に入れる」などの作業を家族で分担して「おこもりキャンプ」の準備に入ります。

冬は安心の電源キャンプサイト

今回はAC電源付きのキャンプサイトを利用したためポータブルバッテリーの残量を気にすることなく電気ヒーター、電気毛布が利用できました。

ただ、今回はうっかり屋外用電源ケーブルを積み込み忘れたのですが、運良く周防大島町に入ったところで気が付き、屋代島内のナフコで無事に購入できました…危ないところでした。

ところで、ナフコのロゴって「ポニーテールをしている鳩」に見えませんか?見えますよね?

キャンプ場での夜の過ごし方

我が家のキャンプ場での夜の過ごし方は、寝る少し前まで各々で自由に過ごし、寝る1時間前ぐらいから動画配信サイトで「居酒屋新幹線」を観るという不思議なルールがあります。

周囲の利用者の邪魔にならないように音量はすごく小さくしていますが、テント内から微かに「居酒屋新幹線、開店!」と聞こえてきたら、多分それは僕ら家族です。

世界最大級のニホンアワサンゴ群生地

キャンプの帰りに2024年1月に開設した「周防大島町地家室園地拠点施設・環境省地家室園地休憩所」に寄ってきました。

2011年11月に周防大島地家室(じかむろ)海域で世界最大級とされるニホンアワサンゴ群生地が発見され、2013年2月に瀬戸内海国立公園の特別保護区として「海域公園」に指定されました。そのことから、この施設は情報発信や研究観察の拠点としての利用が想定されているようです。

完成したばかりの施設ということもあり、新築のような匂いと木の温もりを感じることができました。また、施設までの道路も整備されており、今まであまり人が訪問しなかった場所に、新しい人の流れができそうな予感を感じさせる雰囲気がありました。

やっぱり遠い

山口県内とは言え、山口市から周防大島町はそこそこに距離があり「遠い」と感じます。でも、海がない奈良県で生まれ育ち、港町や離島の生活文化に詳しくない僕にとって、海とともに過ごしてきた港町の景観は興味深いものがあります。

また、山口市から周防大島町まで国道2号線を延々と東に移動する場合、防府市、周南市、下松市、光市、田布施町、柳井市などを通過します。それぞれの街は異なる文化や歴史を経て発展しており、街の景観はある部分ではどことなく似ており、ある部分では全く異なります。

車窓の外に広がる自分の知らない街の景色を見ながら移動することは、自分への刺激になっている気がします。

たまに行く遠くのキャンプ場

遠出のキャンプでゆっくり過ごそうと考えると1泊2日よりも2泊3日が良いと考えます。そうなると荷物量は当然多くなりますが、我が家の自家用車はミニバンのため大量の荷物を積み込むと車内空間が圧迫されます。

そのため、荷物量と移動時間の短縮を前提に考え、また、山口県内は快適に過ごせるキャンプ場が多いこともあり、我が家ではキャンプは比較的近場を選ぶ傾向があるように感じています。

それでも、知らないキャンプ場でのキャンプは「今回はいつも以上には楽しかった気がする」と普段のキャンプとは違う思い出を残してくれるような感覚があります。

また、穏やかな季節になったら知らない場所の知らないキャンプ場に遊びに行きたいと考えています。

名前片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場
住所山口県大島郡周防大島町平野1160-1
Webサイトhttp://katazoe.ac/
SNSInstagram
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2004年よりWebサイト制作に携わり、2010年から山口県山口市にて、Webサイトの制作、更新を専門とする個人事業主として制作業務を行なっております。

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