山口県では「うちら!ななゆめ調査団!」という山口県内を舞台にしたリアル宝探しイベントが毎年開催されており、2019年から毎年参加しており、イベント期間内は山口県内をあっちこっちに移動をして家族で楽しんでいます。

また、簡単ではありますが、2022年、2023年のイベントの様子はブログの記事として紹介していますので、何かの参考になれば幸いです。

イベントに参加するようになり5年目を迎えて当然のように「2024年もあるのだろう」と考えていましたが、9月に入っても冊子が見当たらず、タカラッシュのWebサイトにも情報が掲載されませんでした。また、自治体に勤める友人に確認したところ、各総合支所に冊子が届いていないと教えてもらったこともあり「今年は開催されないんだろうか…」と諦め気味でした。

そんな中、「道の駅きららあじすハンドメイドマーケット Vol.29」に出店した際に、道の駅でついに!「うちら!ななゆめ調査団!〜七色の光と夢つなぐ架け橋〜 」の冊子の配布の知らせる張り紙を発見し、2024年も我が家の「リアル宝探し」が始まりました。

まず後に残すと厄介な場所から攻める

11月2日、3日は秋の穏やかな気温なのかで瀬戸内海を眺めながら、山口県周防大島町にある片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場でキャンプの予定でしたが、季節外れの台風21号の影響により、山口県東部で警報級の大雨が降る予報だったため、予定を変更して、山口市、津和野町の謎解きに行くことにしました。

11月2日は山口市に探索に行きました。毎年、山口市は移動範囲が限られており、比較的簡単なイメージでしたが、今回の山口市は移動やキーワードの探索がなかなか大変でした。完全に油断していました。

島根県津和野町で苦戦する

11月3日は遠路はるばる津和野町に向かいました。毎年、津和野町は移動範囲が広いものの「移動のみで解決する」という印象でしたが、今回はちょっと雰囲気が違いました。

津和野駅から始まるのは毎回のことですが、そこから日原町に移動をして「いつものパターンなら目的地は道の駅シルクウェイにちはらだろう」との思い込みがあったものの、そんなことはなくイベント主催側のマンネリ打開のようなものを感じました。

すでにイベント期間が終了しており問題はないと思うのですが、ちょっとだけネタバレになりますが、探索で訪れた国の天然記念物に指定されている島根県で一番大きな木とされる「池村のクスノキ」は想像以上の感動がありました。

宇部市はときわ公園がメインになることが多い

宇部市の探索は「ときわ公園」がメインになることが多く、今回もそのパターンは変わらず、サクッと終わる感じがあったので、ときわ公園の探索中に見かけた「失われる自然と生命源の謎」も同時に挑戦することにしました。

「ななゆめ調査団」の探索は難なく攻略できましたが、ノリで挑戦した「失われる自然と生命源の謎」は想定よりも難しくて、出題者の意図を理解するのに少しばかり苦戦しましたが、こちらも無事に攻略できました。その後、ときわ湖水ホールに設置されていた鍵がかかった箱の鍵に導き出された数字を入力して、箱の開錠に成功しました。

防府市は想像より苦戦をした

防府市の探索は「すごいぞ!防府 秋の大イベント」に出店した際に、お客さんが途切れたタイミングで妻の指示のもと、子供たちと探索に行きました。

探索は難しくなかったものの、探索範囲が広かったことと、後から発覚したのですが、とある場所に「ななゆめ調査団」と「やまぐちのナゾさんぽ」のどちらのヒントも掲載されていると分かり、同じ場所に2度も行くとの、ちょっとした面倒くささがありました。

また、とある場所で見つかったヒントの意図が全く分からず、試行錯誤した結果、冊子の該当のページを折って答えを導き出すと気が付くまでに時間がかかったことを考えると防府市が1番難しかったようにも感じます。

萩市はクリアするまで油断できない

萩市はクリアするまで油断できません!

というのも、萩市の探索では移動範囲が非常に広いことが多く、過去にはヒントを見るために大板山たたら製鉄遺跡に行く必要がありましたが、旧萩藩校明倫館から大板山たたら製鉄遺跡まで片道20km以上、往復で40kmを超えるなかなかの距離でした。

また、報告場所の旧萩藩校明倫館は17時までのため、効率よく探索しないと時間によっては報告時間までに戻ってこられない、みたいなことが起こりかねません。そのため、萩市を探索する際は自宅をなるべく早い時間に出発をするなど、色々と気を付けています。

イベント開催地に貢献できているのか

昼食やおやつの時間帯であれば、ヒントが掲載されている施設、スタンプの押印をしてくれる施設の近くに飲食店、カフェなどがあれば立ち寄ることもありますが、場所によっては、

  • 近くに駐車場が見つけられない
  • 住宅密集地の中にある

などもあり、近隣住民の邪魔にならないようにスマートフォンでヒントの書かれたパネルを撮影して短時間で立ち去る場合も少なくありませんでした。

イベント主催側は「リアル宝探し」の開催を通して、

  • 人があまり訪れない場所に人の流れを生み出す
  • 観光資源の創出、掘り起こし
  • 近隣の飲食店、小売業の利用の促進

などを想定しているだろうと考えますが、パネルを撮影して数分で立ち去る行動が、イベントに協力している施設、事業所に何かしらの貢献ができているのか疑問に感じることがあります。

また、地元で「リアル宝探し」が開催されていることを知らない地元民が、定期的に車が訪れては数分間の停車の後に去っていく様子を見て、闇バイトのような犯罪が増える昨今で不安感を抱いていたいのかと心配になることがあります。

最後に

とはいえ、イベントへの参加を通して、今も存在すら知らなかった場所を知ることができ、なんとなく聞いたことがある程度には知ってはいたけど、行く機会がなかった場所に訪問する機会に繋がっています。

我が家として近隣住民の邪魔にならないように注意をしながら、リアル宝探しの開催に向けて尽力される方々、イベントの運営に協力されている施設、事業所に心からの感謝を意を表しつつ、2025年も2026年もこのイベントが続くことを願って止みません。

2024年も我が家のリアル宝探しが終了しました!

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2004年よりWebサイト制作に携わり、2010年から山口県山口市にて、Webサイトの制作、更新を専門とする個人事業主として制作業務を行なっております。

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