2023年のキャンプ始め2024年のキャンプ始めは大原湖キャンプ場のケビンでしたが、2025年のキャンプ始めもやっぱり大原湖キャンプ場のケビンでした。

大原湖キャンプ場のケビンの利用料金は13,610円(2025年1月現在)ですが、12月1日から3月31日の冬季期間はほぼ半額の6,810円で利用できます。また、ケビンには台所、炊飯器、乾燥機、冷蔵庫、テレビ、エアコン、2段ベッド、風呂、トイレが完備されており、キャンプというよりも旅行感覚で利用できます。

ケビン内の設備は、2023年のブログで写真付きで紹介していますので、ご覧いただけると幸いです。

そもそもケビンって何?

毎年のように利用しており、今更ですが「ハット、バンガロー、ケビン、コテージ、ロッジって何が違うんだろう」と疑問に感じたので、少し調べてみました。基本的にどれも宿泊施設の一種ですが、用途や設備などに違いがあるようです。

また、日本のキャンプ場では、各宿泊施設の名称に明確な差異はなく、オーナーの判断で自由に名付けられている場合もあるようです。そのため、キャンプ場によってハットやコテージなどの定義が曖昧で、キャンプ場ごとに設備や仕様が大きく異なる場合があります。

ハットについて

ハット(hut)は狩猟小屋や山小屋などに利用するために建設された簡素な建物で必要最低限の設備しかない場合が多いです。また、風呂やトイレなどの設備はない場合が多いです。ただし、キャンプ場によっては、簡易的なトイレや水道が設置されているハットもあります。

山口県内のキャンプ場であれば、十種ヶ峰オートキャンプ場でハットが利用できます。また、十種ヶ峰オートキャンプ場のハットには風呂やトイレはありませんが、屋内にエアコン、屋外に水道が備え付けられています。

バンガローについて

バンガロー(bungalow)は低層平屋で傾斜が緩い屋根とベランダが特徴で、インドの西ベンガル州とバングラデシュを含むベンガル地方でよく見られる建物が発祥のようです。ハットよりも設備が良い施設ですが、風呂やトイレなどの設備はない場合が多いです。

ただ、グランピングブームなどにより、キャンプ場によってはトイレが完備されたバンガローもあるようです。

ケビンについて

ケビンはハットやバンガローに比べると格段に設備が充実しています。大原湖キャンプ場のケビンの場合、台所、炊飯器、乾燥機、冷蔵庫、テレビ、エアコン、2段ベッド、風呂、トイレなどが完備されています。そのため、少ない手荷物でキャンプを楽しむことができます。

基本的に大きな1部屋で構成され、キャンプ場によって異なりますが、15,000円前後で利用が可能です。山口県内のキャンプ場であれば、大原湖キャンプ場でケビンが利用できます。

コテージについて

コテージ(cottage)は元々、イギリスの中世時代に農民や労働者の住居として建設された建物です。ケビンは基本的に木材が利用されていますが、コテージは木材以外にレンガや石材なども利用されます。

一般的にコテージはケビンよりも設備が充実していますが、キャンプ場によってはケビンと設備などで明確な差異がない場合があります。山口県内のキャンプ場であれば、片添ヶ浜オートキャンプ場でコテージが利用できます。

ロッジについて

ロッジはケビンやコテージよりもさらに設備が充実しており、複数の部屋を有した建物のようですが、コテージより部屋数が多い建物でも、十数人が宿泊できる南アルプスの山小屋のような施設でも、ロッジとされることがあるようです。

マインクラフトで考えてみる

皆さんはマインクラフトというゲームをご存知でしょうか。マインクラフトとは、ブロックでできた世界を舞台に、自由に冒険やものづくりを楽しめるゲームです。

プレイヤーは、木や石などの資源を集め、家や道具を作ったり、洞窟を探検したり、農作物を育てたりと、様々な活動を行うことができ、決まった目的やストーリーはありません。シンプルなゲーム性ですが、やり込み要素も多く、幅広い世代に楽しまれています。

そして、マインクラフトの最大の難関と言われているのが、ゲームの開始時に迎える「最初の夜」です。マインクラフトは一見平和なゲームですが、夜になった途端、モンスターが出現して準備不足のプレイヤーはあっさりと殺されます。そのため、ゲーム開始時に夜を安全に過ごすための拠点の建設やベッドを作ることが重要となります。

この避難場所として最初に建てる最小限の設備を備えた拠点がハットだと考えると分かりやすいかもしれません。そして、徐々に素材が増えることで、拠点がバンガロー、ケビン、ロッジへと変化を遂げていきます。

今回もピザ窯でピザを焼きました

今回のキャンプでも「窯焼ピザ体験」を利用してピザを焼きました。利用料金は2025年1月時点で、ピザ1枚700円と薪代の600円が必要になります。我が家の場合は今回は3枚のピザを作ったので2,100円になりました。

また、「窯焼ピザ体験」はソースとチーズのみで具材がないため、ピザの具材として、モッツァレラチーズ、じゃがいも、煮卵、ベーコン、スナップエンドウなどを持っていきました。

前回までと少し変わった気がする部分

今回の利用で「これまでと変わったかも」と感じた点がいくつかありました。

毛布の利用について

2024年まではケビンのベッドに備え付けの毛布が用意されていましたが、今回からは毛布を利用したい場合は有料レンタルに変わったようです。ただ、ケビンではエアコンが利用できるため、毛布が無くても問題ないと感じています。

管理棟の壁に掲載されていた使用料金表(2025年1月現在)

駐車場の利用について

前回はケビン前のオートサイトに利用者がいない場合は車をオートサイトに駐車できましたが、今回は搬入時のみケビン前に駐車、搬入後はキャンプ場の奥にある駐車場に移動するように説明がありました。そのため、駐車場の利用ルールが厳格化された可能性があります。

シーツや枕カバーの返却について

前回までは使用したシーツや枕カバーなどは畳んで部屋に置いておけば良かったと記憶していますが、今回からは管理棟に返却するようになっていました。もしかすると様々な値上げや人手不足の影響がキャンプ場にも押し寄せているのかもしれません。

最後に

ケビンは設備が充実しており快適過ぎて、これをキャンプと言って良いのか疑問は拭えませんが、2025年のキャンプ始めも大原湖キャンプ場のケビンになりました。

今年も山口県内の様々なキャンプ場に遊びに行っては「やっぱりキャンプより家のほうが快適だな」と確認しつつ、手抜きを徹底したキャンプを楽しみたいと思います。

名前ふれあいパーク大原湖
住所山口県山口市徳地野谷605
Webサイトhttps://www.c-able.ne.jp/~oharako/
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2004年よりWebサイト制作に携わり、2010年から山口県山口市にて、Webサイトの制作、更新を専門とする個人事業主として制作業務を行なっております。

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