2024年12月30日にだらだらとしながら、家族で「第66回 輝く!日本レコード大賞」を観ていたら突然テレビが消えて、電源ランプ部分が緑色から赤色に変わり「5回点灯して消える」を繰り返すようになりました。
そこで、メーカーのWebサイトに掲載されていた内容を頼りに、テレビ本体の背面の掃除、主電源を切る、コンセントを抜くを行いましたが、状況は変わりませんでした。
かなり長い期間使っていたとは感じていましたが、テレビ本体の背面の掃除の際に「2009年製造」と書かれたシールが貼られているのを見つけて「15年間もありがとうございました」という気持ちになりましたが…
我が家にとって年末年始は、1年で最もだらだらとしながらテレビを観て過ごす期間で、しかもテレビを買いに行ってもすぐに自宅に届くか分からない時期でもあり「壊れるなら、せめてあと3日間頑張ってほしかった」との気持ちも拭えません。
とはいえ、15年間!ありがとうございました!
子供が紅白歌合戦を楽しみにしていた
子供たちの成長とともに、毎年12月30日午後から年末年始はテレビを見ながらだらだらと過ごすことが「我が家の風習」として定着しつつあります。2024年は曜日の関係もあり、12月28日から大掃除を始めたので、30日は午後の時点で完全にだらだらモードになっていました。
そんな状況でテレビが壊れてしまい、1年で唯一大晦日だけ夜更かしが許されている子供たちにとってショックが大きかったようです。
テレビの復活を信じて色々試して、どれもうまくいかず故障が確定した時点で「うわー!大晦日は紅白歌合戦を観ながらのんびり過ごす予定だったのにー!」と見た目にもはっきり分かるぐらいにショックを受けていました。
31日に店頭に在庫がある機種を選べば持ち帰られる可能性はありましたが、テレビを設置するついでに、壊れてたテレビをリサイクル回収してもらい、しかも新春初売りを狙うとなると年明けの購入が好都合でした。
しかし、ショックを受けている子供たちもちょっと可愛そうなので、応急処置として、仕事で使っているiPadに「NHKプラス」をインストールして、Bluetoothスピーカーに接続をして、リビングで紅白歌合戦を観られる環境を整えました。
無事に家族で世間の年末とは30秒程遅れた年末感を楽しむことができましたが…次男は紅白歌合戦をチラ見しつつ、友達とラインでやり取りをしていました。そういえば、僕も20歳ぐらいの頃には友人たちとIRC(Internet Relay Chat)で会話をしながら、紅白歌合戦を観ていたので似たようなものですね!
販売中のテレビを調べてみる
我が家ではテレビに特にこだわりはなく「映れば良い」ぐらいにしか考えておらず、有機EL、BSや4Kチューナーは必要ありませんでした。
その条件で様々なWebサイトで価格を調べると、高くてもチューナーが内蔵されている機種で15万円程度、チューナーが内蔵されていない機種だと7万円程度で「え?安すぎない?」というのが率直な感想でした。我が家で15年間使っていた42型テレビは「プラズマテレビ」と呼ばれる機種で当時の購入価格は30万円を軽く超えていたと記憶しています。
安く買えることは大変ありがたいのですが、プラズマが液晶に変わっているはいえ、価格が5分の1以下になっていることは「家電が儲からないとは聞いていたけど…そりゃあ儲からんわ」と軽く衝撃を受けました。
ただ、これは「ECショップ特有の激安価格で店頭ではもう少し変わるかもしれない」と、年明け早々に開店していた近所のヤマダ電機に行きました。
早速テレビを買いに行きました
ヤマダ電機で店頭でテレビを確認する限り、販売価格がECショップとあまり変わらず、しかも新春初売りでさらに安くなっていました。さらに、自宅までの運搬や設置作業に加えて、壊れたテレビを処分してもらう手間を考えるとかなりお得に感じました。
購入したテレビは40V型と壊れたテレビより少し小さくなりましたが、すごく軽くなり、しかも無線Wi-Fi機能を搭載しており、テレビで動画配信サービスが利用できるようになっていました。
壊れたテレビでも「アクトビラ」と呼ばれる動画配信サービスを利用していましたが、僕の記憶違いでなければ、2017年9月27日に「アクトビラ・ベーシック」が終了して、我が家のテレビではアクトビラが利用できなくなり、自宅で映画を見る機会が減ったような気がします。
動画配信サービスとの連動がヤバいかもしれない
僕は過去に「dTV(現Lemino)」「Disney+」「U-NEXT」などを利用しては、ほぼ作品を観ないのに「いつか観るかもしれない」と毎月利用料金だけ払い続けては数カ月後に解約する、を何度も繰り返していました。そのため、ここ数年は動画配信サービスは利用していませんでした。
僕はADHDです。ADHDとは「注意欠陥多動性障害」とも呼ばれる先天的な発達障害の一種で、強いこだわりや不注意以外に、ワーキングメモリー(短期記憶)が低いためにすぐに忘れる、同じ質問を何度もする、などがあります。
ADHDであっても、映画館は暗く、周囲の音も遮断され、視覚や聴覚がスクリーンに限定されることで没入感が生まれ、映画に集中することができます。また、映画館は映像を一時停止したり、戻したりができないため、映像を見逃すと物語が分からなくなってはいけないという気持ちから、よりスクリーンに集中できる気がしています。
しかし、自宅でスマートフォンでの映像作品の鑑賞は、窓の外の景色、周囲の音などで、注意力が散漫になりやすく、長時間の鑑賞を苦痛に感じることがあります。また、スマートフォンで映画を観て、ある程度没入している状況で、通知や電話の着信があるとストレスを感じると考えて、無意識に動画配信サービスの利用を避けているのかもしれません。
映像作品の鑑賞中はスマートフォンを「通知オフ」「機内モード」にすれば良いのですが、映像作品を観るたびにスマートフォンの設定を調整しなきゃいけないということ自体に何かしらの苦痛を感じているのかもしれません。
しかし、テレビで動画配信サービスが利用できるようになると、スマートフォンの着信を気にする必要がなくなるため、動画配信サービスを利用する可能性が出てきました。そうなると、ずっと気になっていたけど、集中して観れそうにないからと諦めていた「おやじキャンプ飯」「マンダロリアン」「ドラゴンボールDAIMA」などの鑑賞が夢ではなくなりました。
そこで早速、現在契約中の「Amazon Prime Video」「YouTube Premium」「NHKプラス」にログインをして「ドラゴンボールDAIMA」の第1話を子供たちと鑑賞しました。スマートフォンに比べて、テレビは画面が大きくて思っていた以上に快適でした。これはハマるとなかなかヤバそうです。
風前の灯だったリングフィットアドベンチャー
2024年5月から遊び始めて、2024年11月にフィットネスマスター(3周目)をクリア後も「継続は力なり」との気持ちだけで遊び続けていますが、正直モチベーションの維持に苦戦しつつあります。そのタイミングで年末年始に入り、しかもテレビが故障したことで、サボる理由を作りやすくなり、リングフィットアドベンチャーの継続が危うい状況でした。
テレビを買い替えても、モチベーションが上がることは期待できませんが、それでも「テレビが新しくなったし、また頑張ろうか」程度には、なんとか気持ちを奮い立たせて、レベル999になるその日を目指したいと考えています。
「大掃除をしなきゃいけないし」「外出が多いし」「年末年始だし」「キャンプに行くし」と何かと理由をつけて、2024年12月26日を最後に翌日から2025年1月6日までリングフィットアドベンチャーは怒涛の11連休になりました。
1月7日に再開しましたが、2週間近くやらなかっただけで、少しやると息が切れたり、足がだるくなったりしました。翌日にはお尻から太ももにかけて軽い筋肉痛がありました。「やっぱり継続は力なりはバカにできない」と気持ちを奮い立たせて、なんとかかんとか頑張っています。
最後に
「テレビ離れ」が叫ばれる昨今ですが、我が家は割りとテレビ番組が好きな家族です。僕自身は元々テレビ番組をあまり見ませんが、映画やドラマなどの映像作品はそれなりに観ています。
キャンプを始めた頃は「ゆるキャン△」のアニメやドラマの全話と映画は観賞済みです。また、テレビを消した瞬間に見た内容を忘れるような気持ちで見られるバラエティ番組も大好きです。
テレビを買い換えたことで、テレビがインターネットに接続されて映像作品を鑑賞しやすい環境が戻ってきました。今まで「観てみたい」と思っていても、どことなく億劫に感じて避けていた映像作品を少しずつ鑑賞していければと考えています。